近況

今日って1月4日ですか!?冬休み現在進行形でだらけてモウテマスワ…こんなんじゃ東大とかハーバード大とか行けへんわなあぁ(無理)…ハァ…

僕はここ3年間、年末年始は勉強せず音楽をやるっていうのがジンクスになっている気がします。とは言え、前年は音楽理論を片っ端に調べまくっただけで作曲のノウハウとか全くやっとらんかったけど。

今年1年は私が何をしたかといいますとねぇ、1月に音楽理論、2月から数理論理学、10月くらいから圏論の本腰を入れて、圏論をやるために位相をやって(本当は位相のために圏論なんだろうけど)、次に圏論をやるために物理(微分幾何学)やって、微分幾何学に嫌気がさして、ここ1週間ぐらい作曲をやっとるって感じですね。 字面を見ると僕ってやっぱりADHDなのかなあ…!?って感じしますねえ。うう…俺が得たものって何だろう?まあでも?ホモトピーの定義を知った時とホモトピー型理論を知ったときは頭が確かに気持ちよかったですね。ドーパミンが出てました。まあでも、良い大学にいかんと独学した知識役に立たんのだろうけどw

nLabという数学版のWikipediaみたいなサイトがあるんですが、今年は10月からはそこに入り浸ってましたね。Lawvere(数学者)とかカッコよすぎかよ!みたいな。でもたぶんUrs SchreiberとかTom LeinsterとかShulmanとかJacob LurieとかnCafeとかいろんな面々にお世話になった、読んだだけだけど。

そうだよ!良い大学に入るとか!論文出して新しいアイデアを開発するとか!しないと偉くないんだよ多分。俺はいちユーザーに過ぎないのだよ。 大学受験的な面で考えれば、え?俺サボりすぎかよ…って感じです。大学受験とか正直ダルいよな。受験なんてなければいいのに。(いや、あってもいいんだけどね!?別に)

音楽理論を調べることは、日本で出版された音楽心理学の本と、Krumhansl氏周辺の理論、あとシェーンベルクの作曲の基礎技法を読んで満足した気がします。自分のある程度の疑問を消化できただけで作曲に何ら踏み込んでないけどね…作曲の基礎技法は旋律線のゲシュタルト的認知に言及してる名著だよ(多分)、とはいえ僕、楽譜読めないから語りしか読んでないけどね…。 ここらへんで、作曲を「積み木を積むようなもの」だと思ってたのを改めることができました。いい経験。(やったかなあ?時間使いすぎた気がががが)

数理論理学は…苦い思いがあります。僕は数学を基礎付ける方法について勉強、つまりは導出木の方法とかシーケント計算とかCoqがあるとか知った後に、(憧れの!)ゲーデル不完全性定理をやろう!として意気込んで本を借りて読んだりしたのです。でもわからんくて…何だろうなSelf-containedじゃなかったからわからなかったのかな。何かいきなり定義もなしにチューリングマシンとかを使いだしたり、訳のわからん集合論の構成いきなりやるし(いやまあ訳はわかったけどね)、アカン本やったのかもしれません。そんなわけで、ゲーデル不完全性定理の証明がどんなものか今もわかってません。いや、証明というより形式的体系を用いて証明すれば計算なんやけどね。自分が読んだ本では証明をどういう基礎付けでやってるのかがわからなかった、日本語で書いてる証明やった。いつかCoqで書かれた証明とか見てみたいなあ。

圏論は楽しかった。図式とストリング図を描くのが面白いんですよねえ!たぶん。あと圏論をやると100パーセント、代数系一般および特にモノイドのことが好きになると思う。当たり前だけど。(自分はsimplicial setがTHE 道具!!って感じがして面白い) 数学のwikipediaを見ててちょくちょく思うが、事実がわかりづらく散乱的に書かれてがちだと思います。「数学者が誰にも気を遣わず自分で思考を整理しながら作業してる感じ」みたいな印象です。しゃあないのかもしれんけど…俺も人に説明するとき数学のWikipedia状態になりがちかもしれません…ていうか今がそう。

作曲は、famisynthののこぎり波でメロディを書く→いかんせん曲をどう厚み付けすればいいのかわからん→放置みたいなのを5回ぐらいやってからわからんくてその後ぼんやり過ごしました、いや、過ごしています。今も。

昨日今日、YouTubeでStrayBoomという人のchiptune動画が目に留まったのですが、SID Wizardというソフトウェアを使って曲を制作しているらしく、インストールしました。battle of the bitsというサイトの存在も知りました。

なんか過去の出来事じゃないからか書きづらくなってきたナァ。ああああ冬休み勉強サボってたあ…どうしよう…これ打ち込むのに1時間半も使ってるよー…